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横山竹材店 ”TAKENOKO”での竹籠編み体験

2023/03/21

読者のみなさん

 横山竹材店の代表的な工芸品のひとつ「竹籠」をご紹介します。職人が代々受け継いできた伝統的な技法で手作業で編まれる「竹籠」(四海波花カゴ)です。

 「竹籠」編み体験は横山竹材店の工房見学プログラムに含まれていますので、魅力的な技能・工芸品制作に挑戦したい方はこの機会をお見逃しなくお願いします。

 到着すると、フレンドリーなスタッフのお出迎えの後で、日本の竹かご(四海波花カゴ)の編み方を披露していただけます。このワークショップは、初心者から経験者まで楽しめるようにプログラムが構成されています。それでは竹ひごを編むところから、最後の仕上げまでの各工程を写真データでご案内しましょう。

 竹ひごを編みながら、工芸品制作に使われるさまざまな技法を学ぶことができます。世界中から訪れる旅行者に自身の知識や技術を伝えるために、講師は情熱とこだわりを持ってワークショップを提供されています。シンプルな竹ひごで何が創作できるのか、きっと驚かれることでしょう。

 体験が終わるころには、自分だけの美しい竹かごができあがり、持ち帰ることができるようになります。横山竹材店「TAKENOKO」で学んだ技術や思い出を形に残すことができます。

 自分の竹カゴが完成したら、ぜひ隣接する「TAKENOKO」ショップにも足を運んでみてください。SHOP内の工房でも、竹工芸の職人さんの手さばきを見ることができます。その動きはとても滑らかで、思わずじっと見とれてしまうほどです。職人さんの手にはまるで意思が宿っているようで、簡単に竹を編んだり形作られたりしています。

 工房訪問・見学と京竹工芸品制作とその技法について学びたいとお考えの方は、こちらからのご予約をお願いします。 👉横山竹材店

文・写真提供:Anastasiya Bulkavets (ArigatoCreative.co/jp)

翻訳・編集:京都伝統産業ミュージアム 佐藤裕