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その優美さが涼を招く、京うちわ 「京うちわ」は、「都うちわ」とも呼ばれ、その優美さから鑑賞用としても人気が高い。透かし細工や木版画などさまざまな工芸技法を取り入れて装飾性を高めた京うちわは、室内空間を視覚的に彩り、涼を招く品として愛されてきた。京うちわの特長は、団扇面と柄を別につくる「挿し柄」構造。放射状に並べた100本近くの竹骨を手仕事で整え、仕上げ時に柄を付ける。塩見団扇では、伝統的な意匠から新作柄まで毎年200種を超えるうちわの製作をおこなっている。
京都の伝統工芸品として高度な技術の伝承により、現代の感覚にふさわしい生活必需品として継承されています。