ツアー紹介
[011-01]見学



その道60年、勲章も受けている綴織の達人、平野さんによる解説であなたも綴織ファンに。
爪で織る芸術品「綴織」を製織する職人技やその色糸の準備など、手間ひまかけて織り上げていく様子を見学します。 職人は爪先をノコギリの歯のようにギザギザにきざみ、その爪先を櫛のように操って、絹糸を1本また1本と掻き寄せて文様を織り描きます。この技法を“爪掻”といいます。それは「日に寸、五日に寸、十日に寸」と伝えられるほどの時間と高度な技術を要し、文様によっては1日にわずか1cmしか織り進めないものも少なくありません。貴重な職人技と職人の「生の声」をぜひ目の前で体感してください。